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2006年12月23日 (土)

6カ国協議とはとは?

竜とパンダが、今日も中国のどこかで会話をしていました。

 竜 「ついに終わったねえ」

パンダ「日テレの『14才の母』のことね。 志田未来、かわいかったなあ」

 竜 「六カ国協議の話だよ」

パンダ「『女王の教室』の時は小学生役だったのに、もう母親の役とはねえ」

 竜 「君は人の話、本当に聞かないね」

パンダ「聞いてますよ。六カ国協議でしょ。じゃあ、今日もお話をうかがいますか。結局、何も成果がなく終わったらしいね」

 竜 「そうだね」

パンダ「何か、北朝鮮がとにかく態度が強硬だとニュースで聞いたけど」

 竜 「そう。北朝鮮は、米国が金融制裁をやめないかぎり核放棄の論議をしないと主張してる。ここまでは以前と同じだけど、さらに主張をエスカレートさせたんだ」

パンダ「どんなふうに」

竜 「『われわれ北朝鮮はもう核保有国になった。だから、核放棄の話し合いをするにしても、それは今後の新規の核計画についてであって、これまでの核は関係ない』と言ったらしい」

パンダ「なんだそりゃ。今持っている核は手放さないってことかよ」

 竜 「しかも、米国が金融制裁をやめたら核問題を『話し合ってもいい』と言っているだけで『核を廃棄する』とも言っていないんだ」

パンダ「もうむちゃくちゃだな。北朝鮮がそう言ってくるという予測してなかったの?」

 竜 「それが逆でね。そもそも今回の六カ国協議が始まるきっかけは、中国が米国に『北朝鮮が譲歩しそうだ。そろそろ六カ国協議を復活させようぜ』と持ちかけたのが始まりだった。結構みんな期待していたんだけど、完全に読み誤った」

パンダ「中国もあほだね」

 竜 「いや、11月の終わりに北京で、米・中・朝の代表が非公式に会ってるけど、その時は確かに北朝鮮の態度は軟化したらしいんだよ。で、中国も『いける!』と」

パンダ「軟化って、具体的にはどういうこと?」

竜 「北朝鮮がニセ米ドル札を作っていたことを『一部の組織が勝手にやった』という形で認めて謝罪するという見立て(拉致問題がこの方式だった)。で米国が金融制裁解除に応じるというシナリオがあるとか言われていた」

パンダ「どうしてそれがまた硬化したの」

 竜 「一説には金正日が北京から帰ってきた部下に『あんだおめー、なに譲歩してんだ。こっちゃ核もってんだ。強気でいけ』と言ったらしい。今回の六カ国協議での北朝鮮は『100対ゼロでオレの言い分を飲め』という態度で、もう交渉じゃないからね。首領様におびえているのかもしれない」

パンダ「米国や日本代表の反応は?」

竜 「公式取材では『ある程度想定していた主張』と答えているけど、幹部らに取材したら『北朝鮮がここまで強硬とは思っていなかった』とぼやいているよ」

パンダ「今後どうなるの」

竜 「もう、北朝鮮の核は事実上、容認になってしまうかもしれないなあ」

パンダ「そんなあほな」

 竜 「インド、パキスタンが核兵器保有を宣言した時、各国の足並みがそろわず、結局容認してしまってるもんね。北朝鮮はそれが念頭にあるみたい。ちなみにイランもね。イスラエルが核を持っているのも常識だし、いったん核を保有した国に核を廃棄させた前例はないんだよなあ」

パンダ「弱気なコメントですねえ」

 竜 「予想はたいてい外れるから、分からない。ただ今ごろ、北朝鮮にコケにされた米国、そして北朝鮮にメンツをつぶされた中国はそれぞれかなり頭をフル回転させて、今後どうするかを考えているはず。年末から年明けにかけて、北朝鮮対策でまた何か動きがあると思うよ」

パンダ「何かって」

 竜 「それが分かれば苦労しない」

パンダ「使えねえ~。こんな会話してるんなら、ドクターコトーの録画したやつ、見ときゃよかった」

 竜 「テレビの話ばっかりやめてよ。このブログ、本当に北京で暮らしているジャーナリストが書いているのか? って疑われるよ」

パンダ「確かに、疑われそうだな」

竜 「じゃ、こんな写真を」

Img_0128

パンダ「これは何?」

竜 「天安門広場わきの中国国家博物館入り口にある、北京五輪に向けたカウントダウン時計」

パンダ「記念写真撮ってるね」

 竜 「地方から観光に来た人の撮影スポットになっている。中国の国旗を持ってポーズしている女の子、かわいいね」

パンダ「かわいいと言えばやはり志田未来は…」

 竜 「もうええっちゅうねん!」

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2006年12月22日 (金)

6カ国協議とは?

 ある日の竜とパンダの会話です。

竜 「6カ国協議が大詰めを迎えているね」

パンダ「松坂は大リーグで何勝するかなあ」

竜 「北朝鮮の核放棄実現は難しいようだ」

パンダ「『功名が辻』は人気だったなあ。司馬遼太郎原作の大河ドラマは低視聴率というジンクスを破ったね」

竜 「話し、かみあってないんだけど」

パンダ「だって、6カ国協議って、よく分かんないもん」

 竜 「何が分からないの」

パンダ「それが分からない」

 竜 「パソコン音痴との会話みたいだな。じゃあ、本当に簡単な質問を一つしてよ」

パンダ「じゃあさ。何で北朝鮮は核を持ちたがるの? 戦争したいの?」

 竜 「本気で戦争する気はないと思うよ」

パンダ「じゃあ何がしたいの」

 竜 「簡単に言えば、北朝鮮の狙いは『オレ(金正日)の体制を保証しろ!』。この一言に尽きるんだよ」

パンダ「どういうことさ」

 竜 「政治的には米国に『オレと戦争しないって約束しろ』、経済的には韓国や米国に『金と食糧をくれ。技術も支援しろ!』ということ」

パンダ「ただの自己保身で核をつくったの?」

竜 「北朝鮮はもう20年近く、びびりまくっているんだよ。核開発を始めた80年代末は社会主義国が次々崩壊した時期。90年代には国内経済が破綻してきて、おまけに大凶作で餓死者が出た。そして2000年代にブッシュ政権が登場して、自分たちを『悪の枢軸』呼ばわりしてきた。同じ『悪』呼ばわりされたイラクのフセインはあのざま。『次は自分』という意識が強いんだ」

パンダ「破滅するのがいやなら、民主的な政権に変わって、他の国と友好関係になればいい話でしょ」

 竜 「それをやったら金正日政権が崩壊するじゃない。金正日にしてみたら民衆が餓死しても自分の政権を維持する方が大事。だから他の国にも友好でなく『脅し』で要求するしかない」

パンダ「でも、核まで持たなくても。『戦争するぞ、ガオー』って脅すだけでもいいんじゃない?」

竜 「どんなシミュレーションでも、通常兵器同士の戦争じゃ、北朝鮮は米韓連合軍には勝てないのはもう常識になってるから。北朝鮮は兵士一人一人の武器を更新するカネもないらしい」

パンダ「なるへそ」

竜 「核実験は、国際社会にとってはペナルティの対象でしかあり得ないけど、北朝鮮は逆に『新しい権利を手に入れた』と思いこんでいる。『俺たちは核保有国になった。核を放棄させるなら、相当の見返りがいるぞ』という態度に出ている」

パンダ「核保有国ったって、実験一回しただけでしょ」

 竜 「そうだね。自分ちにキュウリ一本置いて『オレは今日から八百屋になった』と言い出して、隣の生鮮スーパーに『対等な関係で取り引きしよう』とか『おたくのせいでうちの商売あがったりだ。補償しろ』って言ってるようなもんだね」

パンダ「無茶な話だな。しかし核は困るから、体制の保証してやったら? 戦争よりはいいでしょ」

 竜 「そこで、6カ国協議の出番ってわけ。北朝鮮にどういう手順でちゃんと核を放棄させるか、同時にどういう見返り援助をするかを話し合おうってことで、03年から始まったのさ」

パンダ「そういうことか。で、ここで分かんないのは何で6カ国なのよ」

 竜 「米国は最大の交渉相手でしょ。中国は社会主義の兄貴であり保護者。ロシアもソ連時代から付き合いは深いし、国境も接している。韓国は同胞。日本もご近所ということで」

パンダ「ごちゃごちゃして、分かりづらいなあ」

竜 「だから北朝鮮は『米国とだけ話し合いたい』と言ってる」

パンダ「そうすればいいじゃん」

 竜 「ブッシュ側がいやがってたね。いろいろ理由はあるけど『俺たちの興味は中東なの。アメリカ一国だけで北朝鮮なんて重い荷物を背負いたくないっつーの』ってとこかな。中国も自分の隣国の話を、超大国米国が勝手に相談するのは気分が悪い。日本も拉致問題とかあるから無視されたくないし」

パンダ「今回、6カ国協議が始まったわけだから、北朝鮮が折れたわけか」

竜 「どうかな。始まってみたら、6カ国全体の会議はわずかだけ。中国の仲介による米朝の話し合いを他の国が見守ってるだけ。『実際は2カ国協議じゃん』っていう声は多いよ」

パンダ 「それで、まとまりそうかね」

竜 「それが、北朝鮮は『金融制裁の解除が先だ』と言い続けていて、まったく核廃棄の議論に入れない状態なんだよ」

パンダ「金融制裁? 何かよく聞く言葉だけど、もういいや、頭が疲れてきた」

 竜 「これが最後のキーワードだよ。チョー簡単に言うと、北朝鮮が偽ドル札を作ったり麻薬を売ったりしてもうけたカネをマカオの銀行の口座にためといて、それを米国が『けしからん』と怒り、それを受けて中国のマカオ特別政府が口座を凍結したわけ」

パンダ「大金なの?」

 竜 「2400万ドル。国家予算と考えると大金じゃないけど、金正日個人の資産らしいから、北朝鮮も必死だね」

パンダ「犯罪で得たカネをロンダリングしてるんなら、解除は無理だろう」

竜 「だから米国は今回、『司法と政治は別次元の話だから、リンクするのは無理』と説明してる」

パンダ「当然だ。北朝鮮も無茶ばっかり言うなあ」

竜 「でもね、米国が『マカオの口座けしらかん』と言い出しのは、北朝鮮を追い込む作戦の一環だった面もあるんだよね。マカオだって今は中国領。マカオ特別政府が口座凍結を決めたのは当然、米国に歩調を合わせた中国中央政府の指示だし。政治的問題にしたのはどっちと言うべきか…」

パンダ「ああ、ややこしくなってきた。要するに今後、どうなるの?」

 竜 「ごめん、ごめん。はっきり言って打つ手はなくなってきたようだ。とりあえず、六カ国協議を来年も続けようということだけで精一杯。核放棄を実現する目的の協議だったのに、今や協議を続けること自体が目的になっている」

パンダ「北朝鮮の思うつぼってこと?」

 竜 「どうかなあ。『北朝鮮のペース』って言う人は多いけど、実際には北朝鮮は何も得ていないし、核実験のペナルティで国連制裁まで受けて経済的打撃は受けているからね。誰も得をしてないね」

パンダ「中国は保護者なんでしょ。北朝鮮にガツンって言えば、ゆーこと聞くんじゃないの?」

 竜 「仮面夫婦というか、関係は完全に冷え切っている。北朝鮮は中国を『アメリカと浮気して、資本主義に走った裏切り者』とすら見ている、という人もいるよ」

パンダ「でもダンナが給料を持ってきて家庭を支えているように、中国が北朝鮮を支援してるんでしょ」

 竜 「北朝鮮の石油の9割、食糧の7割は中国が安価に譲ってあげてると言うね」

パンダ「それを『止めるぞ』って脅せばいいじゃない」

竜 「まあ、ここらへんはよく言われてるけど、実際に北朝鮮が崩壊したら難民が中国に押し寄せてくるとか、中国にも体制転覆運動が飛び火しかねないとか、資本主義国の韓国が朝鮮半島を統一して国境を接するのは好ましくないとか、いろいろ不安要素があってそこまで踏み切れないみたい」

パンダ「じゃ、状況はこのままズルズルいくわけ?」

 竜 「そうねえ。北朝鮮はブッシュ政権が2年後に終了し、北朝鮮にまだ理解のある民主党政権が登場するのを待っているという人もいる。でも、経済制裁で北朝鮮は限界に来ているから我慢できずにもう一度核実験をするという人もいる。そしたらまた経済制裁になり、ついに北朝鮮がキレて全面戦争に…」

パンダ「だめじゃん!」

 竜 「だから、このまま協議を進めてても核放棄に向かうと誰も思っていないけど、六カ国協議を続けようとしているわけ。続けている間だけは事態は悪化しないだろうという『ビンのふた』状態だね」

パンダ「このブログでは『専門家の予想はよく外れる』って言ってるよね。今回はどう?」

竜 「願わくはいい方向に外れてほしいね」

パンダ「どうなるか、気になるねえ」

 竜 「興味が沸いてきた?」

パンダ「いや、井川は大リーグで何勝するか気になるなあ、って」

 竜 「だめだこりゃ」

パンダ「来年の大河ドラマは武田信玄の軍師『山本勘助』だってね。どんどん主役が小粒になってくるから『小川ドラマ』に改名してほしいね」

 竜 「それぐらいツッコめる頭を、政治に向けてほしいなあ…」

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2006年12月18日 (月)

数字の話

6カ国協議の取材でばたばたと忙しく、まとまった話が書けません。

まさに6カ国協議のことを書きたいのですが。

とりあえず今日は、数字の話について。

中国にも「縁起のいい数字、悪い数字」があります。

まずは「8」。

「ほう、中国も『八』は末広がりで縁起がいいのか」

と思われた人もいるでしょうが、意味は違います。

中国では「8」は「パー」と発音し、これが「金がたまる」という意味の「発財」(ファーツァイ)の「発」(ファー)と発音が似ていると(そうかなあ?)。だから8は豊かさを表す数字だそうです。

同じように発音から、中国では「9」も縁起がいい数字です。

「ジウ」と発音し、これが「久」(ジウ)と同じ発音。

永久、長生きという意味合いで、こっちの方が日本の「末広がり」に感覚が近いかもしれません。

あとは「6」。

これは発音ではなく、「六六大順」(物事がすべて順調にいく)という言葉が昔からあるため縁起がいいそうです。

語源はすごろくの「六」ですかね。

逆に縁起が悪い数字は「4」。

これは中国でも発音が「死」と同じ「スー」だからという理由です。

もう一つ意外なのは「7」。

「チー」という発音が「気」と同じ。

「気」は「出気」(チューチー、怒る)など悪い感情を表すことに使うことが多く、好ましくない数字とされています。

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もう一つ、独特なのは、結婚式などの重要な日取りは「奇数より偶数が望ましい」ということ。

日本なら、結婚式のご祝儀は1、3、5万円などが望ましいと言われますよね。

2、4万などの偶数は「割り切れる=別れる」という意味につながるので好ましくないと。

中国は逆に、奇数は「1」に代表されるように「一人ぼっち」という意味にとられるそうです。

偶数の方が一組、つがいという認識で好まれます。

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あと最後に、数字に関する最近の話題を一つ。

若者を中心に今、メールで数字を使って言葉を表すことが流行っているそうです。

一番多いのが「88」。

「バーバー」という発音で、「バイバイ」という意味だそうです。

さらに「521」

「ウー・アール・ニー」という発音ですが

「我愛称」(ウォー・アイ・ニー、※称は本当はニンベン)

つまり「あなたを愛しています」という意味です。

なかなか面白いですね。

日本語でも4649(よろしく)とか、イラストライターで326(ミツル)という人がいたりしますね。

英語でも「LOVE 2(TO) YOU」「CRAZY 4(FOR) YOU」

なんて表現が歌詞にあります。

各国における言葉と数字の関係、というのを考えてみると面白いですね。

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2006年12月14日 (木)

下着ならOK?

「何でこう、街中に女性下着の広告があるんだろう」

中国に来た当初、意外に思った印象の一つがそれです。

例えば、下は繁華街・王府井(わんふーちん)のデパート。

建物内中央の吹き抜け部分にあった広告です。

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ちょっと光の反射で見えにくいですが、上下の下着だけの姿。

左側のエスカレーターに乗る人と比べると巨大セクシー広告です。

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次に、街頭。

下の写真は、雑誌や軽食を売る路上の売店です。

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壁にはなぜか、ティーンエイジャー向けのような白人少女の下着姿です。

ここに広告がある必然性が感じられません。

(ちなみに撮影後、手を差し出している男性と「何を撮ってるんだ」ともみ合いになりました)

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さらに、これは大衆紙「京華時報」。

1ページ丸ごと下着の広告です。

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日本の東スポとかゲンダイに比べれば、こちらの大衆紙は女性も読むので、下着広告があってもおかしくはありません。

しかし、紹介されている下着がややエロい…(特に左下)。

下に「男性生殖整形」という広告があるのを見ると、やはり男性向けページなのでは、という気もします。

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中国では雑誌やテレビ、映画などで女性の裸があらわになることはありません。

日本から「週刊ポスト」とか「週刊現代」のような雑誌を取り寄せて読むことがありますが、捨てる時は冒頭や巻末にあるヌード写真は切り取って人目のつかないように捨てないと、処罰されます(ホントの話)。

水着までの写真しかない文春などはOKです。

だから余計に、ヌードはだめでも下着ならこれだけオープンでもOKなの? と不思議に思います。

ある本で読んだのですが、文化大革命が終わったばかり1970年代後半、北京郊外に白人女性の下着姿の広告が登場した時、連日広告の前に人だかりができたそうです。

だから、今も街中や新聞の下着広告も「男性向けにそそる効果」を狙ったものではないか、と私は邪推しています。

インド映画だって、サリー姿の女性が雨に濡れながら踊るのが「定番」ですが、あれもヌードが宗教的に許されない分、ぎりぎりセクシー路線を狙っているから、と業界の人に聞いたことがあります。

テリー伊藤の「お笑い北朝鮮」という本がありますね。

私はテリー伊藤はあまり好きではありませんが、あの本の中で彼は、北朝鮮の若者ガイドに

「君たち若者はどうやってオナニーをしているんだね?」と直撃し、

「カレンダーの女性(普通の民族衣装姿なのに)を見てやっています」

と回答を引き出しています。

これを読んだ時はジャーナリストとして「負けた」と思いました。

私はまだ、中国の人に「下着広告はオナニーに使うのか?」と聞けていません。

これまたある本で

「中国では自慰行為については男同士でも口にしない。自分がしていると口にしたら無能扱いされる」

と書いてあったからです。(探したら「中国の暮らしと文化を知るための40章」という本の36ページでした)

中国人の大学生にさりげなく聞いたことがあるのですが、

「へえ、下着の広告は日本より目立つんですか? うーん、以前からこんな感じなので何とも思いませんが…」とはぐらかされたような返事でした。

まだまだ踏み込みが足りません。

果たして真相はいかに?

いつかテリー伊藤を超える取材を成し遂げたいと思います。

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2006年12月12日 (火)

クリスマスと春節

今回は6カ国協議の日程調整の中で気付いた、文化的な考察です(えらそう)。

6カ国協議の再開が今月18日から23日ぐらいまでと決まる前、マスコミが日程を推測する際のキーワードは

「クリスマス」でした。

「アメリカはクリスマスには協議をしない。だからその前の12月中旬再開だ」

「中旬はもう時間的に無理だろう。なら、クリスマスはあり得ないから、来年開催だ」

「とにかくクリスマスは……」

クリスマスって、あくまでキリスト教の宗教行事ですよね。

でも、誰もが「アメリカは絶対、クリスマスに仕事をしない」という前提を受け入れて、話をしているのです。

欧米諸国同士の行事ならまだしも、6カ国協議でキリスト教圏は米国とロシアだけ(しかもロシア正教のクリスマスは1月7日)。

韓国もキリスト教徒が多いといっても、議長国の中国や当事者の北朝鮮、おまけに日本はほとんど関係ない。

なのに「12月下旬のクリスマスの前後は避ける」というのが実際、各国政府のコンセンサスになっているのだから、これぞ米国の力と言えるのでしょうか。

冒頭の日程の推理の続きに戻ります。

「6カ国協議の再開が来年にずれこむとすると、いつごろだろう」

「中国は春節(旧正月)には協議をしない。だから1月中だ」

「確かに2月の春節の後では遅すぎるからな」

「とにかく春節は……」

春節って、あくまで中国一国の伝統習慣ですよね。

でも、誰もが「中国は絶対、春節に仕事をしない」という前提を受け入れて、話をしているのです。

核問題をめぐる国際協議をするというのに、自国の習慣を優先させる。

しかも各国政府のコンセンサスになっているだのから、これぞ中国の力と言えるのでしょうか。

さて、では日本が同じようなことを主張したら、どうなるのでしょう。

例えば八月。日本側が各国に

「あのー、今度の6カ国協議は『お盆』の時期は避けてほしいのですが…」

と切り出したら、きっと

「ホワッツ・オボーン?」

と驚かれ、

「自分の都合だけで言うな、ジャップが」

「そうだ、この小日本め」

などと袋だたきにされるのではないでしょうか。

悲しい話です。

ただ、これは国力だけの話じゃないかもしれませんね。

アメリカ人にとってクリスマスは、何ものにも代え難い、家族の絆を確かめ合う、一年で最も重要な日と聞きます。

中国人にとって春節は「民族大移動」とも言われ、駅前広場で徹夜して切符を手に入れ、遠く離れた一族が再会する時です。

だからこそ、「この時期だけは仕事を避けたい」という思いにも説得力があるのでしょう。

果たして、日本の今のお盆や正月が、そのような重要な日となっているでしょうか。

「国力」以上にもっと大事なもので、日本は差をつけられているのかもしれません。

これこそ、本当に悲しい話ですね。

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2006年12月11日 (月)

予想は嘘よ

 7月、北朝鮮が弾道ミサイルを試射するかどうか騒がれた時、マスコミの論調は

「北朝鮮お得意の瀬戸際戦術。ブラフ(脅し)だから実際に発射はしない」でした。

 しかし、結果はご存じの通りです。

 10月、北朝鮮が核実験をするかどうか騒がれた時、マスコミの論調は

「核放棄をしたら、もはや後戻りはできなくなる。さすがにそれはない」でした。

 しかし、結果はご存じの通りです。

 そして12月、六カ国協議が再開されるかどうか騒がれている今、マスコミの論調は

 「年内は絶望的」でした。

  しかし、きょう11日、中国と米国が

「六カ国協議を今月18日に再開する」と発表しました。

  「『予想』という言葉をひっくり返すと『うそよ(嘘よ)』になる」

とは、プロ野球の野村克也監督の言葉です(全然、国際問題と関係ないじゃん? まあまあ)。

北朝鮮問題を見ると、

「専門家は一番大事な時に間違える」

 ということをつくづく感じます。

昔、東欧・ソ連が崩壊した時も、

「最もソ連通」という西側先進国学者が「ソ連の急激な崩壊はあり得ない」と断言した直後にソ連が崩壊し、

「最もルーマニア通」という西側ジャーナリストが「チャウシェスク大統領の急激な政権崩壊はあり得ない」が明言した直後、大統領は民衆に処刑されました。

専門家というのは、過去からの流れを積み上げ、さらに積み上げて分析を微修正をしていくので、大きな流れを読み違えることがあるようです。

急激に変化をする時は逆に、知識に縛られない「直感」や現場の「空気」で判断する方が正しい場合があります。

 ただ、北朝鮮問題で言えば、あの国は国家が丸ごとブラックボックスだから「直感」「空気」すら使うことは不可能ですね。

だから結局は、専門家・マスコミの情報で判断するしかないのですが、

ある日本人特派員は

「北がすぐ核を放棄するかしないかと言ったら、しないに決まっている。じゃあ、簡単にはいかない。だから、北朝鮮に関しては、居酒屋で『とりあえずビール』って頼む感じで『とりあえず悲観論』で書いちゃう。結果的に外れまくっているけどね…」

と述懐しています。

別の特派員は

 「手持ちの情報は増えていないのに、毎日記事を書かないといけない。昨日書いた原稿と表現をちょっと変えたり、一つのものを別の方向から見たりして、別の原稿に見せてるようなもんだよ。『大詰めを迎えた』を『ヤマ場を迎えた』にしたり、『北朝鮮の回答がカギ』と書いたら次は『米国の対応に注目』とかさ」

と自嘲気味に語っています。

まあ、ともかく18日から六カ国協議が始まれば、新しい動きが出ることは間違いありません。

日本、韓国、米国の学者・メディアが「米国は北に対してハードルを下げた提案をするが、北朝鮮は核保有国の立場を主張するだろうから難航する」などと予想報道をしています。

果たして「嘘よ」となるかどうか…。

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2006年12月 8日 (金)

時代は島耕作?

日本の新聞、テレビの特派員と話していた時のこと。

あるベテラン特派員が

「最近は特派員のタイプがずいぶん変わってきたねえ」

とつぶやきました。

私もそれは感じます。

現在の40代半ばから50代の特派員は、若い時に中国の歴史や文学にのめり込んだり、もしくは毛沢東の中国式社会主義に感銘を受けたり、中国になにがしかの憧れを抱いたのがきっかけ、というタイプが多い印象です。

しかし、現状の中国は伝統や古い社会主義を捨て去るように成長しているので、そのタイプの特派員たちは複雑な思いで中国を見ています。

独特の「屈折感」のある人もいますね。

酒を飲みに行くと、「ったく、中国って国も、中国人もどーしよーもねーよ」

と中国の悪口を続けたかと思うと、カラオケで曲を入れると

「偉大なり毛沢東」

というような、今時の中国人はもう歌えない歌を感情込めて熱唱する、なんてことがあります。

一方、最近の30代から40代前半はどうかと言うと、歴史や思想へのあこがれより「今、中国はダイナミックに変化して、世界的に注目されているから」という現状への関心から始まっているようですね。

旧タイプの特派員は、職場の仕事とは別にずっとコツコツと中国の勉強を続けて特派員になる、という流れですが、新タイプの人たちは政治部や経済部でバリバリ働き、仕事のできるエースとして中国に乗り込んでくる、という感じです。

国際外交という観点からアメリカ特派員の経験者が次に北京に来るとか、北朝鮮関係でソウル特派員をやった人が北京へ、という流れも目立ちます。

いずれも中国へ強い思い入れがあるわけでもなく、ビジネスとしてテキパキと取材する印象です。

90年代までは、欧米や中東に比べて中国はニュースの主戦場じゃなかったけれど、今や中国報道のウエートが大きくなったことが変化の背景にあるのでしょう。

そんな議論をしていたら、ある記者が

「何かそれって、島耕作みたいだね」

とつぶやきました。

サラリーマン漫画「島耕作」シリーズのことですね。

確かに、「課長島耕作」として始まった頃は、主人公の島は大企業に所属しているくせに、学生運動の理念を忘れられず、うじうじしながら一匹狼をつらぬこうとしていました。ところが「部長島耕作」「取締役」と出世するにつれ、「理想だけの社会主義より、仕事とメシを与える資本主義の方がまし」というようなことを言い出し、さらに「これからは中国ビジネスだ」と中国へ進出しています(最近はさらにインドへ進出とも聞きましたが)。

島耕作シリーズはビジネス知識としては役立つかもしれませんが、漫画としてはどんどんつまらなくなっている気がします。

特派員も、ただ脚光を浴びる職場という野心だけなく、やはりその国への思い入れを持って仕事をしてほしいと思います。

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2006年12月 5日 (火)

電話が村にやってきた

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 写真は、以前は中国共産党機関紙だった「光明日報」の記事です。

 中央に民族衣装を着た女性が受話器を取っています。

 「(中国)南部の貴州の少数民族の村に電話がつながった」

という記事です。

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こういう記事が一面トップに時々載ります。

日本の新聞ではなかなかありませんね。

市場経済化の流れで共産党の機関紙は「人民日報」だけになったのですが、光明日報も共産党に近い立場なのに変わりありません。

人民日報も「河北省で電話がつながっていない最後の農村にも電話が敷設された」というような記事をよく載せています。

「共産党の政策は全国すみずみに及ぶ。農村や少数民族を忘れてはない」

ということを訴えたいのです。

しかし、この写真、あまりに「やらせ」っぽいですね。

まあ私たちも取材で写真を撮る時に

「はい顔をあげて誰かと話をしてるふりをして」

「もう少し笑って」

などと注文してますから、同じと言えば同じですね。

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2006年12月 4日 (月)

労働と人間

Img_0620_1 中国の働き方を見ると「のどか」と言うか「効率が悪い」とつくづく感じます。

 北京を離れ、いくつか工場を見学た時の写真です。

 立派な施設の割に、何だかのんびりと仕事をしています。

Photo_1

   「俺、こっちの作業終わったけど、組み合わせる~?」

「いやー、まだ始めたとこー」

「じゃあ、向こうはどう~?」

「えー、違うこと始めちゃったよ~」

「じゃあ、向こうにいるから、できたら呼びに来て~」

 私が勝手に作った会話ですが、そう思えるように作業工程がばらばらです。

Photo_2

 この写真だと、作業員が連携しているように見えますが、やっぱりやっていることはバラバラです。

    ※ ※

 

私がこちらで引っ越しをした時も驚きました。

歩いて五分の場所への引っ越しなので余裕で一日で済むと思いました。

 

ところが作業員が十人もいるのですが、

①荷物を梱包する時はひたすら全員で梱包(当然何人かは余る)

②運ぶべき荷物はまだ残っているのに、全員が移動(何人かは徒歩)

③全員で荷物を開封(当然何人か余る)

④終わったらまた前の住所へ全員で移動(①へ戻る)

⑤結局、その日のうちに終わらず「また明日」。

 とにかく「何という無駄!」とあきれました。

  日本だったら、作業員が数組に分かれ、回転ずしのように梱包、移動、開封を繰り返して半日で終わっているような作業です。

 「連係プレーをする」という概念が乏しいようです。

日本の書店に置いてある「中国が死んでも日本に追いつけない30の理由!」みたいな本のエピソードに出てきそうですね。

ただ、ふと思いました。

連係プレーというのは

「全体の中で自分がどの位置にいるかを客観的に把握し、行動すること」でしょう。

 上空から見ているかのように、全体を見ている架空の自分が、実際の自分をコントロールする。

表現を変えれば、

「どうやって上手に操られれば良いか」

   

   さらに言えば、

  

   「いかに優秀なロボットとなるか」

    とも言えないでしょうか。

 朝鮮半島の話ですが、韓国に亡命した北朝鮮の人が韓国の工場で働き始めたところ、工場のラインについていけなかったり、状況に応じた工程の変更に対応できなかったりして、精神に異常をきたす人が大勢いるそうです。

 

 中国残留孤児が日本で働き始めて、工場のラインで「部品の箱を見ないで手を入れて、毎回ボルトを5本ずつつかむ」という作業ができず、仕事を辞めてしまった、という話も聞いたことがあります。

 「実際の自分が架空の自分にコントロールされる」

という労働スタイルは、まさに近代資本主義の「発明」かもしれません。

そう考えると、「架空の自分」というのも、本当に「自分」なのかもあやしくなってきます。

 北京で日本人同士が会話すると「中国人の働き方ってホントしょーがねーなあ」

なんて話がよく出ます。

 実際問題、実感として「困る」のですが、その当たり前と思っている「実感」というものを見つめ直すこともいいかもしれません。

 

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2006年12月 2日 (土)

エイズ大国

 きのう12月1日は世界エイズデー。

 

 それを前に、中国衛生省は11月下旬、「エイズウイルスに感染した人が18万人に達し、4万人が発症している」と発表しました。

 日本は感染者・患者の累計は1万2千人。

10倍の人口差を考えても、やはり中国は多いですね。

ただ、中国には人数以上の問題があります。

 地方政府が中央政府に「本当の感染者数」を報告しないのです。

 公害や病気などマイナス面については「ちゃんと報告したって、責任を問われて損するだけ」と考えているからです。

 18万人の感染者は、実際は60万人以上と言われています。

 感染者はすごい勢いで増えており、「現状を放置していれば2010年には感染者が1000万人に達する」とも言われています。 

東京都民のほとんどがエイズ感染者になる、という計算ですね。

 中国政府の公式の目標そのものが

 「2010年の感染者を150万人に抑える」です。

 そのため、最近はちょっと驚くような対策が各地で始まりました。

中国西部の蘭州市は、ホテル・カラオケ店など市内の300の娯楽施設の経営者を呼び出し、「性的サービスを行う際はコンドームの使用を義務付ける」という協議書「100%コンドーム使用プロジェクト」にサインをさせました。

このブログでは「北京 夜事情」シリーズで紹介しましたが、中国ではカラオケ店が買売春の拠点となっています。当然、違法です。

しかし、当局が「売春する時はコンドームを使ってね」と容認しているんです。

東北部の遼寧省では、保健所の職員が直接カラオケ店に出向き、セクシーなお姉ちゃんたちにコンドームの使い方を指示していました(新聞の写真がどこかに行ってしまいました…。女性たちはみんな下を向いていたけど)

最近、日本でもピンサロ、ヘルスと言われる店でも、本番行為をするのが常識化していると聞きましたが、さすがに警察官や保健所が「コンドームを使うように」と指導はしないでしょう。

それだけエイズ禍が深刻ということです。

 ただ、中国で今年に入って感染した人のうち、最も多いのが薬物常用者で37%を占めました。性交渉による感染の28%を上回っています。

 

 今度は、裏通りの麻薬の売人や中毒患者を全員呼びつけて「注射器を使う時は、必ず新品の使い捨て針を使用します」という協議書にサインさせるのでしょうか…。ちゃかしていい話では無いですが…。

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2006年12月 1日 (金)

ハセキョー・包丁・金属バット

今回は街で見かけたユニーク? 広告を三つほど紹介します。

まずは、美容院に飾ってあったポスターです。

長谷川京子の写真ですが、言葉が変です。

Photo_69

右上には「髪のポ」。

左上は見づらいですが「かみのけ新しい物語」

下は「健康かみのけ毎一日でした」

文字も写真と一緒に印刷された、ちゃんとしたポスターなので、これが中国各地に配られているのでしょうか。

漢字、ひらがな、カタカナが交じる日本語の表記・表現は難しいようです。

例えば北京で日本料理店に入ると、メニューの表紙に「うまい料理」と書いてあり、ビールの欄を見ると「朝日スパードライ」とあったりとか、不自然な日本語は多々あります。

しかし、「髪のポ」って何でしょう、「髪のポ」って。

「毛」と「ポ」を間違えたのでしょうか。

でも、ある意味、日本人も笑えないですよね。

私たちが日ごろ身につけているモノに書いてある英語も怪しいものがあるんでしょうね。

もしかしたら日本にいる英語圏の人に

「おい、前から来る男のTシャツ見てみろよ。英語で『髪のポ』って書いてあるぜ」

「意味わかんね~」

などと笑われてるかもしれません。やだな~。

※  ※  ※

さて、次はデパートのキッチン用品コーナーで見かけた広告です。

柱に付けられた大きな広告ですが…

Photo_70

いかがです?

包丁の切れ味が鋭いと言いたいのか、もしくはおしゃれな雰囲気を出したいのか。

私は見た瞬間、怖かったですねえ。

Photo_71

まるで包丁を隠し持っているようです。

さらに、この柱の反対側の広告はこういうものです。

Photo_72

「あなた! やっぱり浮気してたのね!!」

と迫られているようです。

包丁だけ枠から飛び出している構図がよけいに怖い。

これ、クレーム出ないんですかねえ。

※   ※   ※

さて、最後の写真です。

バスの車体広告ですが、今度は金属バットです。

Photo_73

インスタントラーメン「五谷道場」のCMで、街のあちこちで見かけます。

要するにノンフライ麺で、

「無駄な油を(バットで)追い出した健康ラーメン!」

と言いたいようです。

Photo_74

中国では野球はほとんど知られてないのに、なんで金属バットなんでしょう。

なお、この男性は陳宝国という有名な俳優です。

「漢武大帝」など多くの作品に主演し、「影帝」(映画・テレビの帝王)とも言われています。

これも日本なら「怖い」と苦情が出そうですけど。

また変わった広告があったらリポートします。

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