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2007年7月 8日 (日)

危険な話

中国製の食品や医薬品が世界中で問題になってますね。

中国産原料を使ったペットフードでアメリカでは犬が死に、医薬品原料でパナマの患者が死亡しています。
 中国国内でも、劣悪な粉ミルクを飲んだ乳児が死亡、「偽酒」を飲んだ成人が死亡するなどの事件が相次いでいます。
 

ここからは私が直接聞いた「危険な話」です。

仕事でよく会う中国人男性は、自宅でアイさん(家政婦)を雇っています。

そのアイさんは副収入のため自宅でブタを飼育して売っているのですが

「ブタを売る一カ月前から、ブタを大きくするための薬を食べ物に混ぜるの。そうするとブタはブクブク太って、食べて寝て、食べて寝てを繰り返すだけになるの」

だそうです。

薬漬けのブタを売ってアイさんは大喜び。

ミートホープの社長が「いやあ、上には上がいるもんですね」と驚くかもしれませんね。

次は、同じ中国人男性が八百屋さんで聞いた話。

キュウリは「イボイボが大きい方がおいしい」と言われるそうですが、あるところでは、キュウリに避妊薬を注射してイボイボを増やしてるというのです。

避妊薬で排卵を抑制する(?)ことでイボイボが増えるとは学問的に正しいかどうか分かりませんが。

八百屋さんによると「そういった薬品は野菜のタネや肥料を売っている業者のところで簡単に手に入る」そうです。うーん。

さて、最後にこれは日本人から聞いた話。

中国のイチゴには、成長を促進するため「ホルモン剤」を注入しまくっているイチゴがあるそうで、毎日イチゴを食べていた2歳の女の子が「生理」になってしまった、そうです。

怖――い! ちょっとこれは「都市伝説」と言うか、うわさ話に尾ひれが付いた気がしないでもないですね。しかし、火のない所に煙は立たずとも言います。それに近い事例があったのかもしれません。

小さな娘さんがいる家庭では「避妊薬入り野菜を食べて将来不妊症になっても困るし、ホルモン剤入り果物を食べて生理が来ても困るし、どうすればいいの!?」と悩んでいます。

ある日本人家庭は、外国人向け高級スーパーや割高の産直制度を利用するようにしています。

逆の意見も紹介しておきましょう。

二十年近く中国に住んでいる六十代の日本人男性は

「そういう話は極端な例だよ。私は現地の庶民と全く同じ食べ物を食べ続けているけど、何にも異常はない。健康そのもの。街角で売っている一個五角(八円)の白菜とかおいしいよ」

だそうです。

私も中国で一年ぐらい暮らしてますが、とりあえずは異常ありません。

体に毒が蓄積されて「時限爆弾」のようにいつか何かが起きるのかもしれませんが…。

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2007年7月 2日 (月)

ふしぎなメニュー

 北京市中心部で「呉越水郷」という店へ行きました。上海料理の店で、秋は美味しい上海カニが楽しめます。

 

今ひとつ違う楽しみができるのは、そのメニューの日本語です。

Photo_6

近くに日系のホテルニューオオタニがあるので、日本語の説明があるのですが、逆に混乱するような説明が並んでいます。

 まず下の写真。

Photo_7

中国では動物を「只」と数えます。一匹、二匹の「匹」ですが、ここでは「ただ……だけ」と訳しています。

学校の漢文の授業を思い出しますね。「いわんや……をや」とか。

でも「高級の魚のスープ」と食べ物の意味が分かるだけいいですね。下の写真を見てください。

Photo_8

「ネギの烏は参加します」…

「烏参」はナマコの意味ですが、わざわざ一文字ずつ分解して動詞の「参加」にしてしまったようですね。

本来は「ネギとナマコを醤油に付けて、汁が無くなるまで煮込んだ(いためたかな)もの」という意味だと思います。

それでも「ネギの烏は参加します」は、一応は日本語の文法にはなっています。下のはどうでしょうか。

Photo_9

「手はスッポンの甲を引き裂きます」…。うーん。シュールですねえ。

本来、「手でちぎったスッポン」という意味です。「てにをは」が違うだけで全く異なってみえます。

写真の上の方にある「味噌の刺激性の味がする植物は魚の頭を蒸します」の方が、まだ日本語らしい気がしてきますね。

さらに、メニューには何と「危険物」もありました。

Photo_10

食べ物が「破裂」してはいけませんね。

「爆」は高温の油でサッと焼く、あるいは沸騰した湯の中でサッと煮るという意味ですが、「爆」を「爆発」の意味にとらえたようです。

そして一番びっくりしたのがこれです。

Photo_11

店が「まずい」と思っているものを客に出してはいけませんよね。

「糟」は「酒かす」の意味です。正しくは「酒粕につけた腸詰め」です。

中国では「糟」を「しまった!」「失敗した!」という時にも使うので、そういう意味で「まずい」と使ったようです。

でも、それならそれで「失敗した腸詰め」を客に出す、と言うことになってしまいますが。

面白かったのはこのメニューですね。

Photo_12

「悪辣な魚」!

「ワルだけどいかした野郎!」って感じでちょっとクールです。

「辣」は「ラー油」の「辣」なのですが、わざわざ「悪辣」と難しく訳すとは。

狙っていたら面白いですね。

「招稗」は「その店の看板料理」という意味です。

一連の日本語訳は、ヤフーの自動翻訳機能とか使って訳したんでしょうか。人間の頭で考えて訳したニオイが感じられません。

 中国の有名料理店はメニューに結構、日本語の表記がありますが、みんなこれと似たり寄ったりです。

北京大学に留学中の日本人留学生とかに頼めば、百元(千五百円)ぐらいで一晩もあれば訳してくれると思うんですけどね。

もちろん、日本人も語学力では人のことを笑えませんよね。

「ポカリスエット」は訳すと「汗くさい水」みたいな意味(「水みたいな汗」かな?)になり、欧米では「飲み物ちゃうやん」と笑われているというのは有名な話ですね。

私たちが身につけている衣服などの英語表記もいい加減と聞きますし。

人の振り見て我が振り直せということで、このネタはおしまい。

また面白いメニューを発見したら報告します。

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