中国人はマナーが悪い!?
忙しくてずっとほったらかされていたブログをまた再開します。この間の経過とか説明すると、また時間がかかるので前戯、いや前説無しに始めます。
さてさて。最近日本の友人から電話が来たり、北京で会ったりすると
「チューゴク人って本当にマナーが悪いんだってな?」
という話がお約束で出ます。
私としては3分の2は首をタテに振り、ただ3分の1は首をかしげるところがあります。
確かに中国人のマナーの悪さは数えればキリがありません。
行列を無視するとかタンを吐くなんて許容範囲。
火のついたタバコをそのまんまごみ箱に入れるとか、お尻の割れたズボンをはいた子どものオシッコを路上でさせたりとか。
以前、旅行で地方へ行った時、ホテルで露天風呂があるので入ってみたら、中国人男性が何と湯船に入りながらタバコを吸っていました。喫煙経験者の私から見ても、うまいとは思えないんですが…。
しかも横を見ると、別の男性が湯船に入りながらカップラーメンを食べていました!
露天風呂の敷地内にカップラーメンや飲み物を売っている売店があったので、公認のようです。いやはや何とも。
しかしですね。逆に「日本の方がマナーが悪いんじゃないか?」と感じる時もあります。
先日お盆で日本へ帰国した時、電車に乗ると、立っている客がいるのに、若者が足を投げ出して前の座席を占領したり、若い女性が隣の席にポーチを置いていました。
それを見て
「中国にこんな人いないよ!」
と思わず心の中で叫び、さらに「うわっ、何? 今の自分の考え?」と驚いていました。
そう。中国ではバスや電車は座席すべてにキッチリ座り、物を置いたり二席分占領するような人を見たことがありませんでした。
さらに最近、妊娠五カ月ほどでお腹の出てきた北京在住の日本人女性と話をすると
「北京で電車やバスに乗ると、100%ゼッタイ席を譲られるので驚いた」
と話していました。
マナーが悪いのも事実だし、こういった一面があるのも事実。
私の個人的意見ですが、中国は歴史的に「お上」や「社会システム」を頼りにせず自力で生きる社会なので、その分「公共」概念が少ないように思われます。
なので、タバコのポイ捨てや路上のオシッコなどは平気。
一方、人間関係は日本よりまだまだ濃厚で、初対面でもベラベラしゃべるし、人と人との距離が近い気がします。だから「公共」という抽象的なもの平気で無視するけど、目の前にいる「人」に対しては、配慮が必要と思ったらすぐ行動に移れる、というように感じます。
そう考えると、日本はどうなんでしょう。
日本だって公共心というのはどっかに行ってしまった気がするし、「うちの子が頭が悪いのは先生のせいだ」と言うモンスターペアレンツや、企業に何回も電話をかけるクレーマーとか人間関係もギスギスしている気がします。
「ばれなきゃ何やってもいい」というような発想は、むしろ自分の姿を無防備にさらす中国人より悪質な気がします。
さてさて、私たちはどれぐらい「中国人は…」という資格があるのでしょうか。ちょっと考え込んでいる今日この頃です。
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